scim-bridge.el 0.7.1 リリース

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scim-bridge.el - irie @ ウィキ - アットウィキ
version 0.7.0.1からの変更点

  • ミニバッファにおいて常にSCIMがオフの状態で入力が開始されるオプションを追加し、デフォルトで有効にした
  • GUIセットアップユーティリティーによる設定変更でSCIMがオフになった時にも、カーソル色が追従するようにした
  • 親指シフト入力時、第2ストロークでマウスイベントを拾ってしまうとエラーになる不具合を修正

version 0.7.0からの変更点

  • 説明文字列を中国語に差し替えるためのファイルを追加した(Andy Stewartさんによる翻訳)
  • キーバインドの設定で[Alt]+文字キーまたは[Meta]+文字キーの割り付けに失敗する不具合を修正

「ミニバッファでコマンドを入力しようとしたら日本語入力だったよorz」ということがなくなりました。カーソル色を変える機能において、より正確に入力状態を検出できるようになりました。あと、変数や関数の説明文字列を中国語に差し替えられるようになりました。
本当はインクリメンタルサーチもこのバージョンで実装したかったのですが、時間がかかりそうなので今回は諦めました。
「StumpWMで使えないんだけど、どうすればいいの?」という報告をいただきましたが、現状では無理のようです。StumpWMのコードを見ましたが、_NET_ACTIVE_WINDOWと_NET_FRAME_EXTENTSがサポートされていないので、カーソルのスクリーン座標の計算に必要な情報が取得できません。
追記(10/21):中国語に翻訳してくれたAndyさんがStumpWMの開発者にメールをしたら、速攻で対応してくれたそうです。Gitリポジトリにある開発版では使えるようになりました。