NetWalkerでフォントサイズを一括変更するショートカットキー

NetWalkerでは、普通のUbuntuのショートカットキーに加えて、フォントの大きさを一括変更できるショートカットキーが設定されています。

キー入力 機能
[Ctrl] + [Alt] + [↑] すべてのフォントの大きさを2ポイント大きくする
[Ctrl] + [Alt] + [↓] すべてのフォントの大きさを2ポイント小さくする

これで、アプリケーションや、タイトルバー、メニュー等のすべてのフォントの大きさが変更できます。ただし、FirefoxのWebページの表示部分のフォントなど、一部例外的に適用されない部分もあります。

このショートカットキーは「システム>設定>キーボード・ショートカット」の設定画面からは変更することができません。設定変更は設定エディタ(gconf-editor)を起動して手動で行う必要があります。
端末から

$ gconf-editor

と入力して設定エディタを起動し、「apps>metacity>global_keybindings」を開くと、コマンドとそれに対するキー割当ての一覧が表示されます。

それらの中で「run_command_6」と「run_command_7」というのが今回のショートカットキーを設定している部分です。値の部分をクリックして、希望するキーの組合せに書き換えます。
ちなみに、「apps>metacity>keybinding_commands」を見てみると、「run_command_6」と「run_command_7」の中身がどうなっているかが分かります。

それぞれ /usr/bin/font-size-change-up と /usr/bin/font-size-change-down というコマンドを呼び出しています。これらは簡単なシェルスクリプトなので、一度コードを見てみるとよいかもしれません。